子どもに絵本の読み聞かせをする際にどんな環境が適しているか、悩むこともあると思います。
この記事では
絵本の読み聞かせにまつわる場所の作り方
について、3人の子どものたちに10年間にわたって毎日読み聞かせを続けた経験を元に説明します。
どんな場所で絵本の読み聞かせをしたらいいのかな
長い時間をかけるなら楽な姿勢がいいな
こんな人のための記事です。
1.【収納・座り方】場所づくり
絵本の読み聞かせをする上で重要なこととして、絵本の読み聞かせにまつわる「場所」の作り方を説明します。
1.1 絵本を置いておく本棚を用意する
決められた場所に整理して絵本を置いておくことをおすすめします。
絵本の大きさはさまざまですので、本棚としては奥行きと高さがそれぞれ30cm程度あれば大抵の絵本を収納することができます。
1.2 読み聞かせのスタイル
絵本の読み聞かせ方法として、
- 対面して読む
- 並んで読む
この2パターンがあるかと思います。
どちらでも好みのスタイルで構わないかと思いますが、読み聞かせる側(大人)のやり易さから並んで読んだ方が良いと思います。
1.3 読み聞かせをする場所
隣に座って並んで読み聞かせる場合には
- ソファー
- ベッド
を使うことをおすすめします。我が家ではソファーに並んで座っていました。
ソファーにすることで
- 読む側が楽な姿勢をとれる
- 寝る前にトイレに行ってからベッド、布団に向かう習慣が身につく
というメリットがあります。
ベッドの場合は、読み聞かせの途中や終わった後で、そのまま寝てしまいトイレを済ませる事が出来なくなることもあるので年齢や体調に合わせて工夫してみてください。
我が家ではソファーを選ぶ際に「読み聞かせをやり易い」ものという選択基準を設けていました。
2.【BGM】音楽と一緒に合わせるのがポイント
絵本を置いておく場所と、どこで読み聞かせをするか決めたら、BGMとなる音楽をかけながらリラックスした状態を作ってみてください。
2.1 おすすめのBGM音楽
- クラシック
- インストゥルメンタル
- オルゴール
2.2 おすすめの音楽のかけかた
- 小音量
- ゆったりとした曲調
- ボーカル音源が入っていないもの
注意点は、話している声が聞こえないような音量や映像を伴うMV(MuisicVideo)は避ける事です。
ただ、ゆったりとした曲にすることで読んでいる側が「寝落ちしてしまう」事もあります。
これは我慢するしかありませんが、私も何度(も!)か寝落ちしてしまったことがあります。
どこまで読んでいたか分からなくなり、何度も同じページを繰り返したこともしばしばあります。
音楽を選ぶにしても、私が絵本の読み聞かせを始めた頃(2007年)より現在の方が音楽を流す環境は進化しています。
BGMを流す際には、ストリーミングサービスなどをうまく活用して絵本の読み聞かせに良い環境を整えてみてください。
3.【絵本・BGM】選択と選曲の方法(実例)
これまで説明したようなポイントで絵本の収納場所とBGMの流し方を決めたら、我が家で実際にやっていた方法を説明ます。
3.1 絵本の選び方
はじめに、その日に読む絵本を決めていきます。
- 本棚から子どもが読んでもらいたい絵本を選ぶ(内容やページ数に合わせて1~3冊)
- 同じく親が読み聞かせしたい絵本を選ぶ(1冊)
3.2 BGMの選び方
親子がリラックスできることが重要ですので、好みに合わせながら
- 子どもの好きな音楽
- 親が好きな音楽
など、日を分けたり定番曲で固定したりして楽しく選曲していました。
4.まとめ
絵本の読み聞かせは、いろいろな良い点がありますが今回は場所や環境の作り方について実例を元に説明しました。
要点としては、時間帯や場所、BGMを工夫することで子どもに安心感を持たせて絵本の読み聞かせを習慣化することです。
このことは、親にとってもすごく良かったと思います。
子どもが大きくなって絵本や小説の読み聞かせをすることも無くなってしまった今となっては、二度と経験できない事なので時々懐かしかったり寂しくなることもあります。
以上です。参考になればうれしいです。
それでは、
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