【子育て】5歳までにはピアノを習い始めた方が良い理由【実例付き!】

ピアノ

子どもの習い事としてピアノを思い浮かべる人も多いのではないでしょうか。

私が三人の子どもたちにピアノを習わせた経験から、男の子にピアノを習わせてみて分かったことを紹介します。

私は子どもたち全員にピアノを習わせていました。

ピアノは習い事の定番ですが、男の子三人に習わせているのは珍しいかも知れません。

どのような経緯でピアノを習わせたのか、そしてどんな効果があったのかを説明したいと思います。

これからお子さんを持つ予定のある人や、幼いお子さんの習い事をどうするか悩んでいる人にも参考になると思います。

男の子を育てた経験しかないので、女の子には当てはまらないかも知れませんが、参考になる部分もあるかと思いますのでもしよければ読んでみてください。

発表会で出会ったグランドピアノ

1.なぜピアノを習わせようと思ったのか

当たり前ですがピアノ教室に通ってレッスンを受けるにはレッスン料を払う必要があります。

ただでさえ子育てにはお金がかかるのに三人の子どもたち全員にピアノを習わせていました。

そこでどのような理由でピアノを習わせることになったかを説明します。

自分もピアノを習っていた

子どもにピアノを習わせた経緯にもつながるので、父親である私のことから説明します。私自身が三人兄弟の次男なのですが、自分が幼少期の頃にピアノを習わせてもらっていました。

ただ、残念ながらピアノ教室に通うのが嫌だった私は、小学校4年生の時に「男の子がピアノを弾くのは変だ」と母親に告げてピアノ教室に通う事をやめてしまいました。

そんな私ですので、たいして上達することもなくピアノから離れてしまいました。昔は習い事として子どもにピアノを習わせるご家庭はあったと思いますが、私の周囲の友人でピアノを習っている男の子はほとんどいませんでした。

そして、当時の私はレッスンに行きたくない言い訳をするだけの子どもでした。

音楽は逆境を乗り越える力になる

私自身は冴えない言い訳と共にピアノの習い事をやめてしまいましたが、今ではピアノを習わせてもらった事を親に感謝しています。ピアノを習っていたおかげでクラシック音楽は大好きですし楽譜を読むこともできます。

そして音楽に親しむことで辛い事や苦しい時に何度も音楽のちからを借りて乗り越える事ができました。これは、ピアノを習っていたことが大きく影響していると考えています。

自分が得た経験を子どもたちにも学ばせたい

子どもたちにピアノを習わせた理由は自分自身の経験が大きく影響しています。今でも趣味程度にピアノを弾くこともあります。

私の妻はピアノを習った経験はないのですが、子どもたちにピアノを習わせる事には賛成してくれました。この事にはすごく感謝しています。

2.何歳から習い始めたか?

子どもに何歳からピアノを習わせた方が良いか?という点も悩むところかと思います。私も子どもたちに「いつから習わせ始めるか」悩みました。

専門家からのアドバイス

私の親戚に音楽専門の大学を出た人がいたので、子どもには何歳からピアノを習い始めたら良いのかアドバイスを受ける事にしました。そして、子どもと会話ができるようになれば、早いに越したことはないけれども

遅くとも5歳までには習い始めたほうがいいよ

とアドバイスを受けました。その理由は指使いを覚えるのは若いうちの方が上達が速いからだそうです。

5歳から始めました

私の子どもたちは5歳頃からレッスンを受けていました。もし、ピアノを習わせることを決めているのであれば、ピアノを習い始める時期は、5歳くらいまでには始めることをおすすめします。家庭の事情や個人差もありますので5歳というのはあくまで目安としてください。

3.レッスン方法は?

親がピアノを弾けたり教えたりするのが上手であれば子どもに直接教えるという方法もありますが共働きである私たち夫婦にはそんな時間も余裕もありませんでしたので子どもたちは自宅での個人レッスンでピアノを習わせることにしました。

自宅で個人レッスン

私の子どもたちはピアノの先生に自宅に来てもらってレッスンをしてもらっていました。その先生は個人で音楽教室をされていて、先生の自宅でも教室を開いているのですが、生徒の自宅に訪問してのレッスンもしてくれていましたので自宅での出張レッスンをお願いしていました。

レッスン回数

三人の子どもたちがピアノのレッスンを受けていたのですが、週に1回のペースで自宅に来てもらっていました。ピアノ教室の発表会の前や学校の合唱際や卒業式での伴奏をする前の時期には週に2回やそれ以上にもフレキシブルにレッスンをしていただけていました。

4.自宅にピアノは必要か?

私の自宅には、アップライトピアノと電子ピアノが1台ずつあります。ピアノのレッスンが夕方から夜にかけてでしたので、電子ピアノを使っていました。

ピアノを用意しましょう

ご自宅にピアノが無い場合もあると思います。家庭のおかれた事情によってはピアノを用意することが難しいかも知れませんが、ピアノがあるに越したことはありません。子どもが弾かなくても親が練習する機会になるかも知れません。

電子ピアノがおすすめ

アップライトピアノと電子ピアノの両方を使っている経験からですが、子どもがピアノを練習するのには電子ピアノを使っても上達に差がでることは無いです。夜間の練習や思い立った時にすぐに弾けることも重要になってきますので、電子ピアノをおすすめします。

5.ピアノを習わせてみた効果

私の子どもたちは、長男は小学校6年生まで、次男は小学校5年生まで、三男は小学校4年生までピアノのレッスンを受けていました。

上達の度合いはそれぞれ異なりますが、ピアノを習うことで得られた効果を説明します。

ピアノのスキルは一生もの

私の子どもたちもピアノのレッスンをやめてしまってから数年が経過しますが、何かの思い出したように弾き始めたり、学校の合唱の音取りを任されたりとピアノに関わる機会があります。

私の経験から、幼いころにピアノを習っていて練習をしっかりしていれば、ピアノから離れて弾かない期間があったとしても少し練習すればすぐに再開することが可能です。

ほとんどのご家庭では音楽大学を目指してプロになるような練習をすることはないので、成長と共にピアノから離れて行くと思います。それでも幼いころ(5歳くらいまでに)にピアノを始めてある程度の期間練習していれば、指の動きを体が覚えています。

水泳を習っていた人には分かり易いかもしれませんが、泳ぐスピードやタイムは落ちたとしても泳ぎ方を忘れることはありません。もっと分かり易い例えでは、自転車に乗れるようになった人が10年間乗らなくなったとしても、一から練習する必要はないのと同じことです。

リラックスして気持ちが落ち着く

最近では、中学生の長男が「ひこうき雲」(荒井由実:ユーミンさん)を弾いています。本人もそうですが、家の中でピアノの音が響いているのは家族である私もとてもリラックスできます。

子どもたちが成長していく過程で、いろいろな音楽や楽曲に出会う機会があります。自分の好きなアーティストやクラシックの曲を弾くことで気持ちを落ち着けることが出来ます。

集中力が身に付く

ピアノの練習には集中力が必要です。指を動かしながら音を出して行きますので、練習中は常に集中することになります。

ある程度の期間にわたって練習を積み重ねていくと、自分の好きな曲を弾くようになります。ピアノを弾くのが楽しくなってくるようになれば、ピアノを弾いている時間=集中している時間となりますので、自然に集中力が身に付きます。

学生時代の学業や社会人になってからの仕事においても、集中力が全ての結果を左右すると言っても過言ではないと思います。

ピアノを弾いてリラックスすることは、指先を使いながら「集中力を高めて癒される」という行為とも言えます。

まとめ

私の子どもたちにピアノを習わせていた経験を実例を元に紹介しました。音楽との出会いとピアノを弾けるようになることは、私にとって一生の「たから物」になっています。

子どもたちにもピアノを習わせることで、この「たから物」をプレゼントすることが出来ました。

子どもたちが成長していく中で自分を表現する方法として、ピアノや音楽を発信していく機会も出てくるかも知れません。

私が子どもたちにピアノを習わせ始めた2010年頃にはSNSや動画配信などのサービスはそれほど普及していませんでしたが、これからは自分の考え方を文字や言葉と同じように音楽や動画で表現することで伝えていけるようになることでしょう。

私の家計からレッスンに掛かる費用を負担するのは、正直なところとても大変でした。ただ、金銭的な事で考えているのは、ピアノのスキルは子どもの一生にとって「非常に大きなレバレッジを利かせられる」可能性が高いものになったということです。

最近ではピアノを習っていた効果なのか、長男は中学1年生の時にパソコンのキーボードでブラインドタッチを習得するのに一日30分くらいの練習で1か月程度でマスターしてしまいました。

子どもにピアノを習わせるか悩んでいたら、子どもの成長にとても役に立ちますのでぜひ習い始めることをおすすめします!

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以上です。参考になればうれしいです。

それでは

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