【DIY】計り知れないメリットあり!|取り組むことの価値を解説【考え方・応用・事例・自由研究にも】

DIY

最近DIYを始める人が増えてきましたね。

初心者向けにDIY教室を開催しているホームセンターを見かける機会が多くなりました。

小学生のころから「モノづくり」が大好きな私があらためてDIYに取り組むメリットをお伝えしたいと思います。

DIYの良い所を事例と経験談を踏まえて説明しますので、是非最後まで読んでみてください。

お家時間が増えてDIYでも始めてみるか。。

DIYって手間ばかりかかりそう

完成品を買ってきた方がコスパがいいでしょ

失敗したらショックでかいよね

結局何がいいのかわからない

でも気になる

こんな人のための記事です。

1.【結論】DIYに取り組むべき!

この記事を読んでくれている人は、「そもそもDIYって」という説明は不要だと思いますので、長々とした解説は割愛します。

誰でもDIYに取り組むべきという結論ですが、根本的な考え方は

DIY=自分で考える=じぶんごと化

これに尽きると思います。そして、これがどんな人にでも当てはまるものだと思うからです。

当てはまる、というのはどういう事かというと

  • 自分で考えて行動し、その結果から経験値を得る

という事です。具体的にその理由を説明して行きます。

2.【理由】結果だけではないプロセスに目を向けよう

DIYで得られる経験値について、具体的にどんなものがあるかを3つのプロセスで説明します。

2-1.計画のプロセス

DIYをするからには、必ず目的があるはずです。その目的に向かって初めにすることは「計画」を立てることです。

計画を立てるプロセスにはとても重要な思考のプロセスがあります。

  1. そもそもDIYが妥当なのか?
  2. 期待しているものは何か?
  3. 失敗を回避する手段は何か?
  4. 必要な道具は何か?
  5. 予算はどれくらい必要なのか?

このような自問自答を繰り返し、更に誰かの為に作るのであれば

  • 使ってくれる人は何を期待しているのか?
  • 予算の概算を示せるか?

などに考えを巡らせていきます。このDIYの計画のプロセスがとっても重要です。

ときには計画のプロセスでやめておこう(No/GO。。)となる場合も十分に考えられます。

これでも全然大丈夫なんです。

計画のプロセスで「考える」ことが一番重要なんです。

DIYは「失敗したら材料やお金が無駄になるからやらない方が良い」という意見もありますが、これは無計画に始めてしまった場合にあてはまる本当に無駄な状態です。

誰でも失敗は嫌なものです。ただ、失敗しないで成功だけしたいというのは行動を起こせずに現状維持にとどまってしまう思考停止の状態です。

DIYは自分が主体となって行動を起こすこと、ジブンゴト化する

この訓練に最適なツールなのです。そして、初めのうちは難易度の高くないことに挑戦していけば、多額のお金や時間を失うような大きな失敗をするものでもありません。

計画だけでは失敗もありませんので、失うものは何もないのと同時にしっかりとした計画のプロセスを踏めたとすれば得られるものは大きいものです。

計画の段階では「思考のプロセス」で紹介した項目においてインターネットや書籍で調査するのと同時に、これまでの自らの経験に照らして判断をすることになります。

このインプットに時間と頭を使うことで、考え方の訓練をすると同時に同じような事をしている先人の知恵を自らの知識として吸収していきます。

この点だけでも時間の無駄になること、或いはそう思うことにはならないはずです。

自分の中でGO!サインが出たら次は具体化していくことになります。

2-2.実行のプロセス

計画が出来たら、実際に手を動かして「実行」することになります。これは「計画」したことの「答え合わせ」をしていくアウトプットの作業になります。

■アウトプットするもの

  1. 設計書:予算、使用道具、材料
  2. 設計図面:手書きのラフなもの(完成図、材料サイズ、カラー)
  3. 材料調達:店舗で必要物品を購入
  4. 組み立て:完成品

大変そうなイメージを持つかもしれませんが、初めは大変でも習熟度が増してきて計画のプロセスの精度があがってくるものです。

そして計画のプロセスの終盤では簡単に設計書へのアウトプットができるようになります。これは論理的思考(ロジカルシンキング)を自然に且つ楽しみながら鍛える良い機会になるはずです。

設計図面はPC操作が得意な人でも出来るだけ手書きで紙に描くようにしてください。レポート用紙でグリッド線(方眼紙)が入っているものがベストです。

手書きで描くメリットは作成作業において加筆修正やメモを入れたりすることが多いので便利な事と、鉛筆やペンを使ってイメージを形にしていく練習になるためです。

材料の調達にあたっては、何を作るかにもよりますが、木材を組み合わせて作成するものであれば予め必要な大きさ、長さに「加工」しておくことが何よりも重要です。

基本的に組み立てにあたって自分で木材をカットすることは避けたいものです。プロの大工さんでなければ、木材を直線にカットするのはノコギリではできないものです。

直線に木材をカットする「丸鋸」という電気工具もありますが、扱いが難しいく使用方法が特殊であるため購入する必要はないでしょう。

このような背景もあって、木材加工をしてくれる作業場を併設しているホームセンターも多いので予め調べておきましょう。

ホームセンターで材料を調達する際には、材料の

  • 長さ、大きさ

を正確に記した設計書と設計図面が必要です。この手間を省くと

  • 材料が不足する。
  • 反対に材料が無駄になる

ことにつながります。もちろん、慣れないうちはこの過不足は避けては通れない道です。

ただ、2点目は木材であれば次回以降のDIYの計画に組み込むことが出来たりもするので足りなくなるよりは余る方が良かったりします。

実は、この余らせる事を計画に組み込んでおく考え方は、応用が利く技術でもあります。

ホームセンターで売っている木材は長さ(寸法)が規格化されていますので、例えば60cmの長さの角材が4本必要な場合は、規格品である180cmと90cmの場合

  1. 180cm(×1)から60cmを3本
    90cm(×1)から60cmを1本
    30cmが1本余る
  2. 90cm(×4)から60cmを4本
    30cmが4本余る

1と2の材料の価格差はあるものの、30cmの角材が1本余るのと4本余らせるのでは、意図的にカットする材料の長さを計画しておくことで材料を効率的に利用することが出来ます。

どうしても余ったものは、アウトドアで焚き火にしても良いかも

材料の調達が終わると実際に組み立てる事になりますが、工具やネジ、塗料などを使って作業をしていきます。作るものによってやり方や難易度が大きく変わってきますので、初めは出来るだけ小型の箱などを作成することから始めてみる事をおすすめします。

2-3.振り返りのプロセス

DIYに失敗はつきものです。もし失敗してしまったら、原因を考えてみてください。

  1. 計画
  2. 実行

のどこに原因があったのか、同じことを繰り返さないようにするためには何を改善したらよいかを考えて、計画書に書き出していきましょう。必ず次のDIYの計画に役立てられるはずです。

成功したのであれば、良かった点を考えてみましょう。これも次のDIYに活かしていく自信につながりますので、より難易度を上げたものに挑戦できます。

3.【実例】DIYの実例を紹介します

私のDIY歴は30年以上あります。そして何度も失敗しながら、少しずつ難易度を上げたDIYに取り組んできました。

別の記事でも紹介していますが自宅の物干し竿を吊るす道具の取り付け

その他にも

  • 自分と子どもたちのデスク
  • ベンチ
  • ベッド
  • エアコン室内機の設置用下地板
  • ウッドデッキ
  • 落下防止柵
  • 自転車の車輪受け

などを作成しました。

一から組み立てるだけでなく、組み立て家具をリメイクすることもあります。
少し視点を変えて部材を足すだけで使いやすいオリジナルの家具にすることができます。

4.【経験談】DIYを応用した子どもの自由研究

私には三人の子どもがいるのですが、DIYのスキルを使って夏休みの自由研究の作品製作に親子で取り組んでいます。

作ったものは

  • 迷路板
  • ラジオ
  • モーター
  • 星座板
  • 望遠鏡
  • 小型PC

などです。

自由研究ではDIYでモノづくりをすることと合わせて、

仕組み、成り立ち、自然現象、自然科学

を学ぶこと、そして作品を作るのみならず

過程をレポートにしてまとめる

ことを重視しています。

自由研究については作品やレポートの作り方など、記事にしてみたいと思います。

何かご要望があれば、コメントでご意見をお待ちしています!

5.まとめ

かなり長文になりましたが、DIYのメリットをお伝え出来ていればうれしいです。

DIYはどんな年齢や職業にあっても、応用が利く考え方を学べます。

まだ始めてない人はDIYにチャレンジしてみてください!

質問やご意見などコメント頂ければうれしいです。

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以上です。参考になればうれしいです。

それでは、

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