【子育て】親同士のコミュニティから分かる子どものこと【客観的視点】

子育て


子育てをしていると、幼稚園、保育園、学校、習い事、部活動などで親同士の関係が出来てきます。

このようなコミュニティを通して、自分の子どもについて知ることとそれを活かす方法をご紹介します。

私自身が三人の男の子を育てている中で思ったり考えたりしたことを事例を交えて説明します。

1.子どもを褒める


自分の子どもが褒められると素直にうれしいです。

当然、社交辞令が多分にありますが自分の子どもの良い所を第三者視点で客観的に伝えてもらえる機会は貴重なものです。

お友達を褒める


お友達の親との会話やLINEなどでその子の良い所を褒めるようにします。

自分の子どもを褒められて嫌な気持ちになる人は基本的にいません。

お友だちの良い所を見つける


お友達を褒めるにはその子の良い所を見つける必要があります。

自分の子どもと仲良くしてくれているお友だちですので、しっかり見ていれば良い点がみつかります。

特にお友達の家庭が大切にしている考え方(スポーツ、習い事、勉強など)が分かっているのであれば、成果を褒めてみると良いと思います。

自分の子どもの良い所を知る


お友達の良い所を褒めて行くと、その相手から自分の子どもの良い所を褒めてもらうようになります。

第三者視点で自分の子どもの良い所が分かります。

子どもに伝える


自分の子どもが褒められた良い点について最大限の言葉で子どもに伝えます。

誇らしかったこと、褒められた時に自分(親)どんな気持ちになったかを面と向かって目を見ながらお話しします。

子どもの悪い所を指摘された場合


相手の子どもの良い所を見つけて褒めているのに、自分の子どもの悪い所の指摘しかされない場合は、良好な関係を築くことはかなり難しいのでその相手とは少し距離を置いた方が良いです。

子ども同士が良いお友だち関係を作ってくれていれば良いのですが、その可能性は低いかも知れません。

上下関係になっている場合は特に注意しておいた方が良いため、子どもからそのお友だちとどんな会話をしているか聞いてみることをお勧めします。

子どもを褒めているのに微妙な空気になった場合


お互いの子どもを褒めている時に、相手の顔色が変わったりトーンが下がったり、誉め言葉が単に「元気がいいよね~」くらいであった場合には、自分の子どもが何かトラブルを起こしている可能性もあります。

そんな時には別の機会にでもきちんと聞いてみる事をお勧めします。

2.考え方の近い親と仲良くなる


子どもを褒め合う時にはその子の良い点を見つけてもらう事になります。良い点の見つけ方が似通ったお友達の親とは仲良くなれる可能性が高いです。

ポジティブな考え方になる


親同士がお互いの子どもの良い所を褒め合っていると、自然にポジティブな会話を続けることになります。

反対に、ほかの子どもの悪い点を指摘するような会話をするとネガティブな会話になります。

子どもに関するゴシップのようなネガティブな話題はネタとしては面白いかも知れませんが出来るだけしない方が良いです。

少なくとも話題に出ても乗っからずに受け流す程度にしましょう。

子どもにとって良いことを学べる


お友達の良い所を見つけて褒めていると、親同士の会話でその家庭の考え方について話す機会が生まれます。

そして自分の子育てにも生かせる点を発見することが出来ます。

例えば、長距離を走るのが遅かった子が早いタイムで走れるようになった理由を知ることができたりします。

どんな会話になったか紹介します。

お子さんランニングのタイムがどんどん短くなっているね!すごいね!

まだまだ遅いけど、みんなについていけないのが悔しいみたいで、毎日朝早く起きてトレーニングをしてるです。

すごいですね!自分から?親がやらせてるの?

親は何も言ってないんですよ。自分で走る距離を決めてタイムが短くなるようにしてるみたい。親としてもちょっと驚いてます。(笑)

まだ、お子さんみたいに速く走れないけど自分なりに頑張っているみたいです。

自分から!どうやったらそんな性格になるんですか?


最近、実際に親同士で会話した内容を例として挙げてみました。

この後の会話では、普段の家庭での子育てなどを楽しくお話しすることが出来ました。

3.先生から後押しされる


親のコミュニティが出来上がってくると、子どもの学校での様子も分かってきます。

先生との面談で仲良くしているお友だちの名前や、その子の良い所を話すことが出来ます。

良い所を伸ばしてもらえる


学校の先生によっては、親から聞かされる子どもの良い所を参考にして生徒・児童の指導方法に活かしてくれる場合があります。

もし自分の子どもの良い点をお友達の親が先生にお話しすることがあれば、学校生活の中で伸ばしていく機会に恵まれるかも知れません。

褒め合っている子どもが同じクラスでない場合でも、お友達関係は先生同士の会話に出てくる事も考えられます。

指導方法に活かしてもらえる


子どもに限った話ではありませんが、良い点を伸ばして弱点を補う方が成長にとっては良いものです。

先生は本人の親や友人の親から聞かされた「良い点」は、指導方法に活かしやすいものです。

子どもの進路や動機付けにも役に立つ情報として活用してもらう事ができます。

子どもと合わない先生の場合


基本的に学校で担任になる先生を選ぶことは出来ません。

自分の子どもと合わない先生になってしまった場合には、指導方法に活かしてもらうなどを期待することは難しいです。

先生の指導力に依存してしまうのは止むを得ない面があります。

4.子育て方法を聞かれる


親のコミュニティで子どもを褒め合っている中である良いことの一つとしてあるのが、子育ての方法を聞かれることです。

子どもの事で妻がよく質問されることを紹介します。

落ち着いた子どもにするには?


年の近い三人の男の子を育てている我が家ですが、家の中で騒いだり暴れたりすることがありません。

落ち着いているのが不思議に思われるそうです。

前向きな性格はどうして?


常に前向きに学習やスポーツに取り組んでいる事について。

気が利くのはどうして?


学校や部活での活動で、常に先回りして行動するそうです。

読書をするようになるには?


本を集中して読み続けられるようになる方法や読書の量が多くなる本の選び方について。

反抗期が無いのは?


お友達の親からは反抗期が無いように見えるそうです。

ただ、実際のところ父親である私は反発されたことはありませんが、妻には反発することもあるようです。

なんでも話す親子関係にするには?


子どもたちは学校やお友達のことをいろいろ話してくれます。

ただ、中学生・高校生になると学校や部活であったことを家庭内で話す子どもは少なくなるようです。

なんでも話す家庭であることを知っているお友達の親が、自分の子どもの学校や部活の様子を知るために連絡してきてくれます。

まとめ

自分の子どものことを客観的に知る方法の一つとして親のコミュニティの形成方法とメリットについて事例付きで紹介しました。

子育てに関する悩みは尽きないものだと思います。参考になったと思ったり違う意見があれば、是非コメントして頂けると幸いです。



以上、参考になればうれしいです。

それでは、

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