自宅の新築やリフォームをする際、「オーニング窓」を採用するか悩んでいる方向けに実体験を元に説明します。
結論→悩んだ点→実例→経験談の順に説明していきます。
1.【結論】オーニング窓にしたのは正解だった
自宅を新築する際に、「オーニング窓」を採用するかどうか悩んでいませんか?
どんなところが良かったのか、また私が悩んだ点などを説明します。
同じような悩みを持っている人の参考になると思います。
2.【悩んだ点】家のどこに採用するか?
自宅の設計をする際に、オーニング窓は出来るだけ多く使いたいと思っていました。
その理由と家のどこに設置したら良いかを説明します。
2.1 オーニング窓にしたい理由
私が自宅にオーニング窓を使いたかった理由は
- 夜間や不在時にも換気をしたい
- 開けっ放しにて雨が降りこまないようにしたい
- 窓を開けておく量を調節したい
- 開けておいた時の見た目が好きだった
です。
「部屋の換気を気軽にそして頻繁にしたい」というのが大きなポイントです。
2.2 オーニング窓に適したところ
自宅に使ってみた経験ですがオーニング窓は
- 基本的にどこに使ってもOK
- 2階以上の方が良い
- 換気をしたい部屋、廊下
が適していると思います。
2点目の2階以上である理由は
- 不在時に閉め忘れた場合に1階は空き巣などの侵入経路(壊されて侵入される)になり易い
- 外側に開く構造の為、窓の外に防犯用の柵を設置できない
- 1階でオーニング窓を全開にすると外側にかなり出っ張るため、外にいる人にぶつかってケガをする
となるため、2階以上に設置する方が良いと思います。
また、2階の窓の注意点として防犯以外には小さなお子さんがいる場合は、転落の危険があります。
オーニング窓の大きさにもよりますが、網戸が外し難いこともあって
- 子どもがオーニング窓から転落しにくい
という点もメリットとなります。
3.【実例】自宅での実例を紹介します。
自宅で使っている「オーニング窓」の実例を紹介します。
全部で3か所に設置しています。
方向が北面1か所、西面2か所であることと窓を開けておくことが多いので「型ガラス(不透明)」にしてあります。
オーニング窓にはカーテンではなくロールスクリーンとの相性が良いです。
自宅では遮光性の高いロールスクリーンをオーニング窓の上部にDIYで取り付けています。
夏の西日を防ぐ事と、寝室では外の明かりを抑える効果があります。
3.1 【設置場所】階段ホール
1階から2階に上がる階段ホールに設置しています。
階段ホールは空気の循環経路(通り道)になっているので換気に役立っています。
3.2 【設置場所】寝室
寝室に設置しています。
- 夜間・不在時の換気
- 洗濯物の部屋干しで風通しができる
のも良い点です。
3.3 【設置場所】書斎
私の仕事部屋にも設置しています。
3.4 オーニング窓の開閉調整について
オーニング窓を使っている理由でも説明しましたが、自宅では「換気」をすることが主な目的でした。
そこで、自宅を建築してから数年は様子をみるため
- 季節ごとの風向き
- 風向きによる雨の降り込み方
- 【降雨時】オーニング窓の開ける量と雨の降り込み方の関係
この変化をみながら、季節ごとや雨の降り方、風向きなど天気に合わせて開ける量を決めました。
4.【経験談】実際に10年以上、使ってみた感想を紹介します。
実際に自宅で10年以上にわたってオーニング窓を使い続けた感想を紹介します。
繰り返しになりますが、多少の雨でも「換気がしやすいこと」が大きなメリットです。
その他にも、オーニング窓の特徴として外部に向かって窓が開くため構造になっていて網戸が部屋側(内側)になります。
網戸が太陽からの紫外線や風雨にさらされることがないので、劣化がしにくいことも良かった点です。
最後にデメリットですが、
- 設置費用が高額になる
- 開閉時にレバーを回して開ける構造のため、不具合があった場合の修繕費用が高くなりそう(不具合はまだ起きていません。)なところです。
と、費用面での懸念点があります。
これは、予めハウスメーカーやリフォーム業者に聞いておくことをおすすめします。
以上です。参考になればうれしいです。
それでは、
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