親になると自分の子どもの将来を考えて悩んだり、迷ったりする事もあると思います。
子育ての方法や考え方は各家庭で異なり、子どもの成長に合わせて少しずつ試行錯誤を繰り返しながら確立していくものです。
各家庭によって意見は分かれる子育てですが、多くの親が子どもの将来を考えるときに思い浮かべるのが「読書好き」な子どもになって成長して行って欲しいというものではないでしょうか。
そこで、読書好きな子どもになるきっかけの作り方についてご紹介したいと思います。

本好きな子どもになって欲しい

自分で考える力を持った子になったらいいな
こんな人のための記事です。
1.【結論】絵本の読み聞かせをする
初めに結論から説明します。子どもが読書好きになるきっかけとして最適なものは「絵本の読み聞かせ」をすることです。
いつ頃から始めればいいのか
絵本の読み聞かせを始める年齢ですが、子どもが言葉をある程度理解するようになったら始めます。
話しかけた言葉の意味に対する反応が返ってくるようになる時期が目安となります。
子どもによってこの時期は異なりますが常に声をかけていればこの時期は分かるようになります。
どうせ理解できないだろうと思うことなく常に声をかけて子どもの反応を見ておいてください。
どのくらい時間をかければいいのか
絵本の読み聞かせをする際に悩むのが、どのくらい時間をかけたらよいものか?というものです。
これに対する考え方としては、「子どもが求める限りいくらでも」という意識を持つと良いです。
絵本の読み聞かせを強制する必要は全くありません。
子どもの集中力が続く限りは時間を限らずに読み聞かせを続けてください。
どのくらいの頻度か
これも時間の掛け方と同じように質問を受けたりすることもあるのですが、「出来るだけ毎日」した方が良いです。
毎日繰り返し継続することは親にとってはとても大変な事ですが絵や文字を親の言葉で伝えられることが「習慣化」される経験に意味があります。
2.【理由】ことばと絵と文字の習慣化
読書をすることは一定時間集中して文章を理解し続けるというものです。
幼いころから文章に触れる機会の少なかった子どもがある日突然に集中して読書をするようになる確率は低く期待するものでもありません。
反対に絵本や小説などの物語の読み聞かせを継続してしてもらっていた子どもは文章に触れる時間が圧倒的に長く習慣化されています。
習慣化について説明します。
子どもへ話しかける習慣
子育てにおいて子どもへの語り掛けや会話をする機会は多い方が良いものです。
絵本の読み聞かせを通して家庭内で子どもへ語り掛ける習慣ができます。
絵本の内容を伝えることで親にも子どもの理解力に合わせた会話をする力が身に付きます。
文語に触れる習慣
子どもの成長にとって絵本の読み聞かせの良い所は沢山あるのですがその中でも「読書をする習慣」へのつながりは子どもの可能性を高めるとても良いものとしてあげられます。
知識を体系立てて習得して自分の考え方や生き方に役立てるには本に書かれている文章から理解する事が重要です。
そしてそれは文語体で記述されています。
絵本や小説に書かれている文字も文語が主体です。
幼いころから日常的な会話である口語と読み聞かせで親の言葉で伝えられる文語を聞くことで文章から物事を理解する力が自然と身に付きます。
推敲された文章に触れる習慣
絵本や本などの出版物は、作家(著者)と編集者が推敲を重ねた上で発行されています。
大人は当たり前に感じるこのこともよく考えるととても重要なことです。
絵本や本に使われている文章や言葉は正しいのです。
この正しさが子どもにはとても良い影響を与えてくれます。
正確な言語表現を身に付ける一番の方法
絵本に書かれている文章は言葉のプロが選んだ叡智の塊です。
毎日繰り返し読み聞かせをすることで親の言葉を通じてこの文章に触れる習慣ができます。
3.知識に対する喜びを味わう
幼少期の言葉や文字を覚える前から絵本を通して新しい発見や知識を得ることが習慣化されてくると、それに伴って幅広い分野への好奇心を持つようになります。
これは読書をすることの動機である新しい知識や体験を得る喜びにつながってきます。
自分から本を読むようになる
小学生になって教科書で学習をするようになると自分で文字を読んで理解していくようになります。
そして成長するにつれて親から読み聞かせてもらっていた文章を自分の力で読んでいける事に気が付いて自分の興味に合わせた本を自然と読むようになります。
図書館を活用する
絵本や図鑑などは買っておいた方が良いのですが本を読むことが習慣化されてくるととても買っていける量にはならなくなります。
近隣に図書館がある場合は最大限活用しましょう。
私の経験からですが自宅(持ち家、賃貸)を選ぶ基準の一つとして図書館へのアクセスの良さを検討することをお勧めします。
小学生でも一人で通える距離や道のりの安全性があることが理想です。
また成長に合わせて専門書を読むようになるため県立、府立、都立などの図書館に通いやすい立地にしておくこともおすすめです。
自分たちも含め生涯にわたって利活用することが出来ます。
4.デジタル媒体から距離を置く
子どもが小学生の高学年になるまでは出来るだけデジタル媒体からは距離を置くようにします。
強すぎる刺激は避ける
スマートホン、タブレット、PCなどは知識を得る観点からは欠くことのできないツールであることは間違いありません。
ただ、子どもが幼少期~小学校高学年頃までは出来るだけデジタル媒体のスクリーンからは遠ざけておく方が良いです。
動画や音楽などの刺激は幼少期の子どもが体験するにはかなり刺激の強いものです。
絵本や本などの静的な絵や文章から得られる経験を積み重ねていく事で自ら考える力を身に付けられます。
近道のジレンマ
インターネットやアプリなどを通してアクセスするWebサイト、動画サイトなどのデジタル媒体の多くが課金をベースとした広告ビジネスで成り立っています。そのため次に上げる事が本質的に求められています。
要するにより多くのユーザー(Webサイト、動画サイトの訪問者)を集めるために知りたいことにより早く辿り着く工夫(近道)が多く成されています。
幼い子どもにとって順序立てて物事を理解していく上では、この近道が返って妨げとなってしまいます。
デジタル媒体に触れるのは成長に合わせて
デジタル媒体と距離を置くことで「デジタルデバイド」にならないか不安に思うかも知れません。ただ、小学校でもタブレットやPCを使った授業が行われるようになっていますので、公教育で触れる機会があるため心配する必要はありません。
視線を合わせて会話することが重要
子どもにスマートホンやタブレットを与えて動画を見せておくことで、親は手が掛からずに楽をすることが出来ます。デジタルデバイスからの強すぎる刺激に慣れてしまうと、人と目を合わせて会話をする機会が少なくなります。基本的な会話の力をつけるのは幼いうちに身に付くものですので、デジタル媒体ばかりに触れていてはこの力を身に付ける時機を失いかねません。
5.まとめ
子どもが読書をする習慣を自然と身に付ける方法と注意することを説明しました。読書をする習慣を身に付けるのには、絵本の読み聞かせを取り入れる事が一番良い方法です。
絵本は対話型の読み聞かせをすることで考え力を伸ばすこともできます。別の記事で説明していますので、合わせて読んでみてください。
以上です。参考になればうれしいです。
それでは
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