子育てをする中で、親としての悩みは尽きないものだと思います。
生まれてから自立するまで子どもにもそして親にもいろいろな事が待ち受けているものだと思います。
学校やスポーツ、習い事、お友達との関係など子どもが育っていく過程には、楽しいことや苦しいことを沢山経験していくでしょう。
男子三人の子育てに奮闘中の経験を少しでも誰かのお役に立てればと思い記事を書いています。
子育てをしていく中でこれは「良かった」と思うものを紹介していきたいと思います。
今回は、
- 育児、家事、仕事の両立を乗り越えて、2歳差の3人の男の子を育てている
経験から
「子育て」と「自分の時間」の考え方
これについて、実例付きで説明します。
子育てに時間を取らるのに耐えられなさそう
育児と家事の両立って大変そう
仕事をしながらなんて私には無理かも。。
こんな人のための記事です。
これまでの子育て経験から時間の使い方について考えたことをまとめてみましたので是非最後まで読んでみてください。
1.本当に大変な時期には終わりがある
まず、私の子育てについて紹介します。
我が家には2歳差で三人の男の子がいます。2006年、2008年、2010年に長男、次男、三男を授かり現在も子育ての真っ最中です。
そして、夫婦ともにフルタイムの共働き&核家族でもあります。こんな家庭の私たちがどんな方法で子育てに取り組んでいるかを紹介したいと思います。
これから子育てに向かう人や、私たちと同じような環境のご家庭の人に少しでも役立てればと思います。
というキレイな文言を並べるつもりはありません。
子育てをしている人なら理解して頂けるとは思うのですが、私も正直なところ、自分たちの「お金」も「手間」も「時間」さえも途方もないくらい費やしてきたからです。
子どもを育てるのに楽だなーと感じた事は「ほぼ」ありません。
ただ、大変な時期が終わるタイミングが存在します。それは、
この時期までが大変で、小学2年生を過ぎれば手間がかかることは減ってきて、少なくとも自分の時間を少しは持てるようになるはずです。
子どもが小学校の高学年や既に中学生になっているご家庭の人であれば納得してもらえるのではないでしょうか。
小学校2年生になるころですので、子どもが8歳の誕生日を迎える年度になります。
この8年間が頑張りどころなんです。そして8年間もだんだん負荷が減っていくものです。
もちろん、子どもの状態や性格によっても負荷は左右されます。
私自身が性格の大きく違った三人の男の子を育てているので、それぞれ「異なる個性」を持っていることと「大変」さの種類が子どもによって変わってくることを経験しています。
ただ、どんなに性格が異なっていても小学校の2年生になるころには、子ども自身が自分の事をある程度できるようになってきます。
繰り返しになりますが、
を超えることを目安にしてみてください。
2.大変な時期を乗り越える方法(5点)
子どもが大変な時期を乗り越える方法を具体的に説明します。
2-1.頼る人を探しておく
子育てが大変な事は誰でも知っているし、経験者であれば苦労するところもわかっています。
自分の周囲でどんな頼れる人がいるのか考えてみておいてください。
2-2.普段から感謝の言葉を持つ
夫婦と頼る人には、とにかく普段から感謝することを心掛けてください。
そして、その感謝の気持ちを必ず言葉や形で示しておいてください。
心掛けたい言葉
形に示す
特に、自分の親には手伝ってもらって「当たりまえ」という感情が出てしまいます。
自分の親にはできなくても、夫婦でお互いの義理の親に感謝の言葉を言ったり贈り物を渡せば、結果的にどちらの親にも伝わります。
普段から感謝の気持ちを伝えたり贈り物をすることで、良好な関係を築いていれば子どもの世話や手伝いを頼みやすくなります。
2-3.打算的になる
これまで説明してきた方法には、抵抗感がある人もいるかも知れません。ただ、子育ては自分ひとりや夫婦だけで乗り越えることはとても難しいものです。
周りのサポートを受ける事が、子どもにとってもプラスになる場合も沢山あるものです。
本題の「打算的になる」とはどういう事かというと、感謝の言葉や贈り物を渡して良好な関係が築ける
かどうか
これが重要なポイントです。
子どもが生まれる前から少しでも良いので少しずつでも心掛けてみてください。
基本的に感謝の言葉や贈り物をもらって良い気持ちにならない人はいないはずなのですが、これを素直に受け取れない人は仮に何かで頼っても快く引き受けてもらえない可能性が高いです。
たとえ身内であっても、少し距離を置いてしまいましょう。
極論になるのですが、子育て中は「頼れる人」との付き合いを中心において行動することをおすすめします。頼れない人と付き合う時間や余裕はもったいないと思った方が賢明です。
子育てで大変な時期は「打算的でもいいや」と割り切りましょう。ここは不器用になってはいけません。
たとえ仲の良い「頼れない」友人から
最近付き合い悪いよー!
と言われても受け流してしまいましょう。
2-4.時間の使い方を決めておく
夫婦で子育てをする場合は、「予め」お互いに時間の使い方をしっかり話し合いましょう。
例えば子どもが小学校2年生になるまでは、
このような決まり事が考えられます。
注意点としては、必ずお互いが納得するようにして、どちらかが一方的に考えたルールを押し付けないことです。
子育ては、母親がやるもの、
という意識を父親がもっていると、母親はかなりの確率で心身に無理がきて体を壊すはずです。
私は女性が無理をし続けることで、たとえ若いうちに出てこなくても、40代後半から50代で心身の不調が顕在化してくるものだと考えていて、結果的にお互いが不幸になるだけだと思っています。
また、体の構造的に男性は家事や育児などでいくら体力を消耗しても後々影響が出てくることは少ないと思います。
特に学生時代にスポーツを経験していれば、家事や育児で使う筋力や持久力はスポーツに比べれば強度の低い運動になりますので、体に不調が出る可能性は低いはずです。
2-5.家事を分担する
夫婦で子育てをする場合は、必ず家事と育児を分担することにしましょう。
しかも、出来るだけ「全工程」をローテーションするようにしておく事で、各家事の工程毎に大変なポイントを理解できます。
機械に置き換えることが出来る工程があれば代替できる家電を導入することで時間を捻出できます。
家事の例
3.【経験談】こうして乗り越えた
年の近い三人の男の子を育ててきた経験から時間の考え方と大変な時期を乗り越える方法を紹介します。
家庭の環境は人によって、おかれた状況によっても大きく異なりますので、必ずしも参考になるわけではないと思いますが何かのヒントになればと思います。
私たち夫婦の子育ての環境づくりへの取り組みは、子どもが生まれる前から計画的に進めていきました。
3-1.妻の実家の近くに引っ越す
我が家にとって、「頼れる人」は、義理の両親でした。
私の両親も健在で頼ることが出来たのですが、夫婦で話し合って里帰り出産をしたいと考えていました。
妻が妊娠すると妻の実家に報告すると共に里帰り出産の相談をして快諾を得る事が出来たので、車で20分程度の距離にある賃貸住宅に引っ越しました。
引っ越す前は妻の実家からは車で1時間ほどかかる賃貸住宅に住んでいたため、移動にかかる時間が長くなり「頼る」には時間がかかり過ぎました。
お互いの両親にとって、「初孫」となったため、報告や相談には気を遣いながら段取りをしました。
また、共働きとなるので交通手段とこどもの保育園への通わせ易さも合わせて検討しました。
検討ポイント
このような条件を元に引っ越し先を決めました。
3-2.車をミニバンにする
当時住んでいた地域は比較的交通の便も良く、普段の生活では必ずしも車が必要ではありませんでした。
ただ、小さな子供を連れて公共の交通機関を利用することは避けたかったのと、妻の実家に行くにも車であれば気軽に通うことが出来る事から、ミニバンを購入しました。
車を利用することで、買い物や移動が圧倒的に楽になり、移動のストレスは大幅に軽減されました。
3-3.家事を分担する
長男が生まれるまでは、家事のほとんどを妻が担っていました。しかもフルタイムで仕事をしながらでした。
そして、長男、次男、三男と続けて生まれてきたので、どんどん育児が忙しくなりました。妻だけで家事をすることは困難であったこともあり、私も家事を分担することにしました。
3-4.子どもの就寝時間を決める
子どもが成長すると夜寝かしつけると翌朝までずっと寝るようになります。
出来るだけ早く子どもを寝かしつける事で、家事の時間を確保するようにしました。
我が家では子どもが小学校に上がるまでは就寝時間を20時半とするようにしていました。
そうすることで、22時までには洗い物や洗濯、片付けを終わらせて自分たちも就寝して
を保つことを心掛けていました。
(何かと競っているわけではないのですが。。)
ということをある意味でテーマにして過ごしていました。
3-5.残業を減らす
仕事が忙しくて帰宅時間が遅くなれば、家事や育児に時間を使うことは出来ません。家計に余裕があったわけではありませんが、極力残業を減らして付き合いの飲み会なども断っていました。
家事や育児にあてる時間をとることが残業をしない理由ですが、
という姿勢を貫き通すことが重要だと考えていて、その姿勢を妻や子どもにも伝えたかったからです。
今でも平日は残業や付き合いをせずに早く帰宅し、休日は100%家族のために時間を使っています。
3-6.感謝の言葉を言う
これは、私が心掛けていた事ですが、これまで説明した事を取り組んでいたのですがやはり負担が妻に偏ることがあり、大変な思いをさせてしまったこともあります。
特に、産休、育休の間は妻だけが子どもの世話をする時間が圧倒的に多かったので、平日の昼間は苦労したと思います。
妻の実家の近くに住んで、車でいつでも行けるような環境を作っていたのである程度は負荷を軽減できたとは思うのですが、それでもやはり大変だったと思います。
大変な時期であればあるほど、その時々で感謝の言葉を言うようにしていました。
子どもがある程度大きくなった今でも、小学校に上がる前の苦労を思い出して話すことがあるのですが、改めて感謝の言葉を言うように心がけています。
まとめ
子育てと自分の時間の考え方を紹介しました。私の考えるポイントをまとめます。
子どもが生まれてくることが分かった時やその計画がある場合は、出来るだけ早めに考えておくことが大切な事だと思います。
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