浴槽のフタにある黒カビが落とせなくて諦めてしまったことはありませんか?
カビキラーなど泡状の漂白剤を使って放置してもなかなか落としきれないしつこい黒カビ
100円ショップに売っているもので完全に落とすことが出来たので紹介します。
もし、同じようにお困りの方はぜひ試してみてください。
黒カビの発生状況

浴槽のフタが左右2枚に分かれているのですが、どちらも外周の「ふち」部分にあるゴムパッキンが黒カビになってしまっています。

この黒カビですがとてつもなく強烈でこれまでカビキラーなどの市販されている浴室用の洗剤、漂白剤スプレーでは全く落とすことが出来ませんでした。
この黒カビに悩まされ続けること10年以上は経っています。
今回、これをキレイに落とすことに成功しました。
冬は浴槽にお湯を溜めて入る際に2枚のフタをズラして重ねて入ることが多く、視界に入ってストレスになっていたので、精神衛生上にもとてもよい効果がありました。
ビフォーアフター
黒カビの落とし方を説明する前にどれくらいの効果があったのか見てください。

先ほど黒カビがついていた部分の比較です。


今回の黒カビは2枚ある浴槽のフタの外周にあるゴムパッキンにほぼ全体的に発生していましたが、全部落とし切ることが出来ました。
準備
まず、準備するものです。
全て100円ショップで購入可能なものです。
新たに購入しても600円程度です。
準備品 | 説明 |
キッチンブリーチ | 購入してから時間が経つと濃度が下がるので出来るだけ最近購入したもの |
手袋(ゴム) | キッチンブリーチを薄めずに使用するため作業の際には必ずつけましょう |
計量カップ | キッチンブリーチを入れて作業をするため取ってが付いているタイプ |
料理用はけ(シリコン) | 料理に使用するもの(掃除専用にする) |
ラップ | キッチンブリーチが蒸発しないように養生する際に使用します |





漂白作業
道具が準備できたら作業開始です。
(重要)作業時は必ず換気する
作業をする前に必ず作業場所が十分に換気できるか確認してください。
浴室等で作業する場合は、換気をしましょう。
- 換気扇を入れる
- 浴室乾燥機能がある場合は換気モード(最大)にする
- 窓がある場合は開ける
もし、十分に換気ができない場所でしか作業ができない場合は漂白作業は自体を諦めてください。
作業① 浴槽のフタを水洗い
初めに浴槽のフタを洗います。
事前に水洗いする目的としては、
- 水洗いで落とせる汚れをとる
- 次の工程のラップによる養生をやりやすくする
などがあります。
作業② ラップで養生する
黒カビが発生している箇所をラップで覆うのですが、作業①で水洗いした後で浴槽の蓋が濡れている状態で作業することでラップが張り付きやすくなります。

ラップで養生する際には1辺ごとにラップを切って貼り付け(4回切って貼る)ます。
後でも説明しますが繰り返し作業をすることになるので1辺ずつに分かれていた方が作業がしやすくなります。

作業③ 計量カップにキッチンブリーチを入れる
ここからは必ずゴム手袋をしてから作業をしてください。
計量カップにキッチンブリーチを入れます。
初めは少量を入れて作業をして足りなければ注ぎ足すようにします。
作業④ ハケを使って黒カビにキッチンブリーチを塗る
黒カビが付いている部分のラップをめくってキッチンブリーチをハケで塗っていきます。
塗った後はすぐにラップを元に戻しておきます。

作業⑤ 放置する
ここからが時間がかかるところになるのですが、キッチンブリーチ(漂白剤)が浸透して黒カビに反応するにはかなり時間がかかりますので、ひたすら放置します。
目安としては3時間程度は放置します。
作業の間は必ず換気を続けてください。
作業⑥ 黒カビが見えなくなるまで繰り返す
ここからが重要な工程になります。
しつこく付着した黒カビはなかなか落としきれません。根気よく作業③〜⑤を繰り返してください。
まだ黒カビが残っているのに諦めてしまってはもったいないので何度も繰り返して最後まで落とし切りましょう!
今回の作業ではほとんどの黒カビは3回ほどで落とせたのですが、特に厚く付着した部分はなかなか落とせず、結果的には2日間にかけて8回ほど繰り返すことで完全に黒カビを落とすことが出来ました。
まとめ
今回は、浴室にあって特に落としにくい浴槽のフタについた黒カビを落とす方法を紹介しました。
この方法は浴室内のゴムパッキンが使われているところならどこでも応用がききますので気になる黒カビがあればこの機会に一緒に落としてしまいましょう!
時間をかけて根気よく作業をする必要がありますが、費用対効果もよくおすすめです。
参考になればうれしいです。
それでは
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