このブログを読んでくれているみなさんはの中には既に投資をしている人や「これから始めようかな」とか「やっぱり怖いからやめておこう」と思っている人もいるのではないでしょうか。
私はいわゆる老後2,000万円不足問題、老後破産などのニュースや経済をもっと知りたいという動機から超少額からの株式投資を始めてみました。まだまだ学んでいる最中ですが、身の丈にあった投資スタイルでノロノロと積み重ねていけたらと考えています。
株式投資というと、数千万円~数億円の資産を持っている人に目を向けがちだと思います。私も株式投資を始めるまでは、まだ見ぬ世界のおとぎ話のイメージを持っていました。
そして、書籍やインターネットで情報収集をして行くうちに自分の身の丈にあった投資方法から始めてみようと思い立ち、2020年8月頃から証券口座の開設や銀行口座を新たに追加するなどして投資の準備に取り掛かりました。実際に株式を購入したのは2020年末からですので、結構準備に時間が掛かりました。
私が始めた株式投資はかなり少額からの株式運用です。万人向けではないかも知れませんが参考になればと思います。
株式投資って危険がいっぱいそう。。
日々の生活でギリギリだな。。
でも投資には興味はある。
こんな人のための記事です。
1.証券口座の開設
私が開設した証券口座を紹介します。今現在も使っている証券会社は3つです。
1-1 楽天証券
私は楽天のサービスを利用することが多いため、証券会社選びで初めに選択肢となりました。また楽天証券との相性がよいため楽天銀行も同時に開設しすることでキャンペーンの適用も受けましました。
2020年から使っていて、少し慣れれば私のような超初心者でも使い易いです。さらに楽天ポイントを利用した投資が出来る事でも知られているようにお得な使い方もあります。これは後ほど説明します。
1-2 SBI証券
楽天証券の次に選択肢となったのがSBI証券でした。こちらも開設したのですが、私のような初心者にはサイトの作りが難しく、上級者向けの印象です。私自身はSBI証券の口座には残高が無く、開設しただけでそのままにしている状態です。
使わない証券口座に意味があるのか?と思われるかも知れませんが、SBI証券は子どもたち(中学生、小学生)の証券口座として利用しています。
親が証券口座を持っていないと子どもの証券口座を開設できないこともあって、証券口座の残高がなくても、口座を維持する意味があります。
更にSBI証券と同時に次に紹介する証券口座を同時に開設したこともSBI証券の口座開設の理由の一つでもあります。
1-3 SBIネオモバイル証券
SBIネオモバイル証券は私の株式投資のメイン証券口座として利用中です。証券口座の開設はSBI証券の口座開設と同時に申し込みをしました。楽天証券と楽天銀行の取り合わせと同じく、SBIネオモバイル証券の口座開設と同時に「住信SBIネット銀行」の銀行口座も開設しました。
今現在は、SBIネオモバイル証券をメインとして楽天証券と合わせて株式投資をしています。
私がSBIネオモバイル証券をメインの証券口座としている理由は、小額からの投資がしやすいためです。実際に初めてみると本当に数百円から株式の購入が出来ますのでとても便利です。
2.種銭の貯め方
株式投資には投資資金(種銭)が必要です。私は基本的に投資資金(種銭)は余剰資金をあてています。ただし、一般的な余剰資金とは異なる手法を用いています。
2-1 一般的な余剰資金
一般的には余剰資金と言えば、「生活防衛資金(=生活費の○○か月分)」を貯蓄した上で月々の収入から生活費と教育費などを引いたものと定義されたりします。
前提:余剰資金から生活防衛資金を現金で貯蓄
余剰資金=収入ー生活費(教育費など)
この考え方に間違いはなく私もそうは思うのですが、生活防衛資金の残高が足りないのが私の家計であるという現実にも直面しています。
これが本音でもありました。
2-2 私の考える余剰資金(独自)
株式投資の勉強を始めて学んでいく中で私が考えた一定の結論があります。
私には生活防衛資金を貯め終わってから株式投資をした方が良いこともわかってはいたのですが、その時間が無駄に思えたのです。
そこで、私は余剰資金をこう定義しました。
2-3 余剰資金と定義した現金
私の考える余剰資金で現金について紹介します。これはすごく単純です。
使わなくなった本や洋服、バックなどを売ることで得た現金です。メルカリやリサイクルショップで売ることが出来ます。もともと高額で売れるような持ち物があったわけでもなく、リサイクルショップで不用品を売った経験もなかったため、実際に手にした現金は1万円程度でした。
1万円ですので投資の種銭としては意味がないかも知れないのですが、私が不用品の売却を通して知見を得る事ができました。これは自ら行動して初めて実感できたことで、書籍やインターネットで見聞きするだけでは得られないものです。得られた知見を紹介します。
2-4 ポイントサービスの活用
ポイントサービスの活用について、紹介します。結論からですが、「楽天ポイント」、「Tポイント」を余剰資金として投資の種銭にしています。
余剰資金としてポイントサービスから得られたポイントを定義している事に違和感を感じるかも知れません。私はポイントサービスで得られるポイント自体が、「不労所得」に近いものだと考えています。基本的にポイントサービスでポイントを得るには、何かを購入する必要があります。
楽天ポイントもTポイントも日々の生活の中で発生する購買行動の中で自然にたまるものです。そしてたまったポイントは、楽天のECサイトやリアル店舗で商品を購入する際の購入代金に充当することが出来ます。
購入代金で支払う現金を減らすこと = 支出する現金が減る
普段ポイントを利用している人には当たり前のことです。ただ、私はポイント分を当て込んだ商品購入をせずに、クレジットカードの一括払い(ポストペイ=現金の口座引き落とし)のみにしました。
補足なのですが、楽天ポイントには①通常ポイントと②期間限定ポイントの2種類のがあり、私が購入代金に充当しないようにしたのは、「①通常ポイント」のみで、②期間限定ポイントは商品購入代金に充当しています。なぜこのような使い分けをしているかをこれから説明します。
2-5 Tポイント
まずは簡単な方法であるTポイントから紹介します。SBIネオモバイル証券での投資にはTポイントを使って株式の購入が出来ます。既にTポイントを貯めている場合は、SBIネオモバイル証券のサイトでTポイントカードを紐づけることで簡単に貯めたTポイントを株式の購入に充てられます。
2-6 楽天ポイント(通常ポイント)
次に楽天ポイント(通常ポイント)についての活用方法を説明します。以下の5つのステップでSBIネオモバイル証券での株式購入をしています。
3.小額で株式を購入する方法
これまで紹介した手法でSBIネオモバイル証券の証券口座で日本株を購入しました。SBIネオモバイル証券の特徴なのですが、単元未満株を購入できるというメリットがあります。その他にも一定額までは株式購入の手数料が一定であったり、口座維持手数料とほぼ同じ額のTポイントがもらえたりします。株式の購入手数料に関しては小額投資をする上ではあまり気にしなくても大丈夫です。
私は株式投資の勉強をした中で自分にあっていると思った投資方法の一つが「高配当株投資」です。企業の株式を保有しているだけで保有株数に応じた配当金が得られるというものです。
多くの証券会社で株式を購入するには単元株(100株単位が多い)で購入する必要があります。例えば、1株=3,000円の株式を単元株(100株)で購入するには多額の現金が必要です。
3,000円×100株=30万円
SBIネオモバイル証券では、単元未満(1株)での株式の購入が可能ですので、1株=3,000円で株を購入することが出来るのです。
4.【実例】受け取った配当金
私がSBIネオモバイル証券の口座を開設して初めて株式を購入をしたのは2020年12月の事でした。それから6か月間で複数銘柄を少しずつ買い増ししていき、現在14銘柄に少額分散して合計10万円ほどの投資をしています。
今回、2021年6月7日にSBIネオモバイル証券の証券口座(特定口座)に初めての配当金が入金されました。とても小額ではありますが、私の考える余剰資金から得られた現金であるのでとても嬉しく思っています。
2021年6月7日 オリックス(8591)
取得金額が7,132円(保有株数株×平均取得単価=4×1783=7132)で配当金が年2回になります。2021年の12月に無事に配当金が同額出た仮定すると以下のような利回りになります。
税引き後138円×2回(6,12月)=276円
276÷7132=0.0387 → 年利3.87%
いかがでしょうか、まだ投資経験の無い人は、「年間でたった276円?」と思う人もいるかも知れません。株式投資を勉強する前の私であれば同じ感想を持っていたと思います。
まとめ
ご紹介したように小額な配当金ではありますが、株式投資を始めたことで得られた経験も沢山あります。
なにより一番自分にとって良かった経験は行動を起こせたことです。そして、一歩踏み出す勇気と少しずつ納得しながら慣れていくことがとても重要だと思っています。
SBIネオモバイル証券で投資している銘柄は配当金を出す企業ばかりですので、定期的に投資結果をお伝えしていきたいと思います。
証券口座の開設からSBIネオモバイル証券を活用した小額の株式投資の考え方とその方法をご紹介しました。
上記にあてはまる人はぜひ試してみてください。
もっと詳しく知りたい人はぜひコメント欄から質問をしてもらえればと思います。
以上です。参考になればうれしいです。
それでは、
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