小型のオイルヒーター【アイリスオーヤマ POH-505K】の購入&使用レビューです。
自宅で実際に使ってみた経験・感想を元に説明します。
1. アイリスオーヤマ POH-505K 本体
本体となるディスプレイパネルとスタンドです。
1-1.アイリスオーヤマ POH-505Kの操作ボタン
本体には、電源スイッチ、温度調節つまみ(低音〜高音※無段階)、電源ランプがあります。
また、電源プラグには購入時に保護材が着いているため、使用前には取り外しておきます。
温度調節つまみは無段階に設定できるため、温度設定には自由度があります。
1-2.アイリスオーヤマ POH-505K 組み立て
本体の下部(前と後ろの2か所)に部品を取り付けます。
2.アイリスオーヤマ POH-505K 仕様
アイリスオーヤマ POH-505Kの主な仕様です。
ブランド | アイリスオーヤマ |
カラー | ホワイト(POH-505KーW) |
電源 | AC100V, 50/60Hz |
消費電力 | 500W |
サイズ | 縦 :38.5cm 横 :14.0cm 奥行:24.5cm |
重さ | 3.2 kg |
電源コード長 | 1.6m |
保証 | 1年間 |
2-1.アイリスオーヤマ POH-505K 暖房機能
アイリスオーヤマ POH-505K の暖房機能(能力)について説明します。
断熱材の厚み | 木造住宅 (1戸建て) | コンクリート住宅 (マンションなど) |
なし | 約1.2畳(2.0㎡)まで | 約1.7畳(2.9㎡)まで |
50mm | 約2.2畳(3.6㎡)まで | 約3.3畳(5.4㎡)まで |
2ー2.アイリスオーヤマ POH-505K 暖房 目安表示の基準値
アイリスオーヤマ POH-505K の暖房機能の目安表示の基準値について説明します。
木造住宅の場合
断熱材の厚み | なし | 50mm |
1㎡あたりの必要なワット(W)数 | 244W | 140W |
コンクリート住宅(マンションなど)の場合
断熱材の厚み | なし | 50mm |
1㎡あたりの必要なワット(W)数 | 174W | 93W |
断熱材なしの木造住宅と断熱材ありのコンクリート住宅では約2.6倍もの消費電力量(Wh)の違いが出ます。
単純に計算しても電気代が2.6倍になりますので、使用する住宅によっては暖まり方や電気代に大きな差がでてきます。
3.アイリスオーヤマ POH-505K 取扱説明書
アイリスオーヤマ POH-505Kの取扱説明書(日本語のみ)です。
全体で8ページ(表紙、裏面含む)になっています。
3-1.アイリスオーヤマ POH-505K 取扱説明書(表紙、裏面)
取扱説明書の表紙と裏面です。
表紙には目次、裏面は保証書になっています。
3-2.アイリスオーヤマ POH-505K 取扱説明書(2ページ、3ページ)
取扱説明書の2ページ、3ページです。
2、3ページには注意事項の記載、3ページ下部にはオイルヒーターの使用時の注意と廃棄についての説明があります。
3-3.アイリスオーヤマ POH-505K 取扱説明書(4ページ、5ページ)
取扱説明書の4ページ、5ページです。
4ページには本体と付属品の名称と操作パネル、5ページには設置場所、安全装置、使い方の説明があります。
3-4.アイリスオーヤマ POH-505K 取扱説明書(6ページ、7ページ)
取扱説明書の6ページ、7ページです。
6ページにはお手入れ、保管方法と仕様表、7ページには使用中に異常があった場合の切り分け方法の説明があります。
4.機種選定について
アイリスオーヤマ POH-505Kを購入した経緯を説明します。
4-1.安全面
オイルヒーターは本体の放熱フィン内部にある難燃性(燃にくい)のオイルを温めて部屋の空気に伝えることで部屋を暖める仕組みであるため、通常の使用においては石油ファンヒーターや電気ストーブに比べてやけどや火事になる危険性が低いと考えました。
以前、電気ストーブと携帯の充電器の電源ケーブルを同じ電源タップ(OFF/ONスイッチ付き)に差し込んでいた際に、電気ストーブのスイッチをONにした状態で電源タップのスイッチをOFFにしてしまったことがあります。
電気ストーブのスイッチはON
電源タップのスイッチはOFF
↑この状態で電気ストーブに毛布が被さったまま(電気ストーブには電源が入らないので加熱されない)になっていて
電気ストーブの電源を同じ電源タップにつないでいることに気が付かず携帯電話の充電の為に
電源タップのスイッチをON
にしたところ、
電気ストーブの電源が入り、数分で毛布に火が付いたことがありました。
この時には、すぐに気が付いて消化することができましたが、あっという間に加熱されますのでとても危険な経験でした。
もちろん、オイルヒーター本体に燃えやすい布などを被せたまま使うと加熱し続けることで発火することもありますので注意は必要です。
4-2.コスト
コスト面については、本体価格と電気代があります。
本体価格
アイリスオーヤマ POH-505Kの本体価格は5,000円程度で暖房器具の中ではかなり低価格のもので、更にオイルヒーターの中でも低廉な価格帯になっています。
今回はECサイト(楽天)のセール割引を利用して4,000円(税・送料込み)購入しました。
楽天経済圏でポイントを貯めているため、4,000円で購入した金額とポイントを合わせて取得してお得に購入できました。
アイリスオーヤマの公式ショップ(アイリスプラザ)では 5,380円(税・送料込み)となっています。
電気代
2022年は電気代がとても高騰しており、我が家では昨年(2021年)と比較しても夏だけでも20%は上がってしまいました。
これまで暖房はエアコンしか使用していなくて、更に古いエアコンを使用していることもあって省エネ性能の優れた新機種へ買い替えも検討しました。
しかし、家電量販店に足を運ぶとエアコン自体も工事費を含めた買い替えコストが高騰してしまっており、故障していないエアコンを交換するには家計的にも厳しい状況でした。
同じような状況で低コストな暖房器具を探している人も多いのではないでしょうか?
本来であれば、夏の冷房、冬の暖房のいずれにも節電(省エネ)効果のあるエアコンの買い替えが合理的です。
2022年の現状では高止まりしている買い替えコストがしばらくして落ち着く時期も来るかも知れないと考えて消費電力の少ない(=電気代がかからない)暖房器具としてアイリスオーヤマ POH-505K(最大消費電力500W)を選びました。
4-3.省エネ機能
アイリスオーヤマ POH-505Kは、設定温度になると自動的にスイッチがOFFになる機能があります。
「1-1.アイリスオーヤマ POH-505Kの操作ボタン」で説明した温度調節つまみで低音〜高音までの設定ができますので使用環境に合わせて調整できる点が良いです。
電源スイッチを入れ、温度調節つまみで温度を設定。
(運転中は、設定した温度に達すると暖房が切れ、電源ランプが消灯します。温度が下がると再び暖房が入り、電源ランプが点灯します。)
アイリスプラザ(アイリスオーヤマのショッピングサイト)より
4-4.購入理由まとめ
アイリスオーヤマ POH-505Kを購入したのはテレワークをする部屋(4.8畳:8㎡)の暖房に使用するためです。
前述の
「2-1.アイリスオーヤマ POH-505K 暖房機能」
「2ー2.アイリスオーヤマ POH-505K 暖房 目安表示の基準値」
で説明したものと矛盾(暖房能力が不足してる?)するかも知れませんが、建物の断熱性能が高いこともあって小型のオイルヒーターでも大丈夫かと思っています。
実験的に消費電力と暖房能力(外気温と室内温度)を計測することも考えています。
5.実際に使ってみた感想(レビュー)
これから寒くなる季節になるので、室内の気温と消費電力を計測してどれくらいの効果があるか検証していきたいと思います。
暖房の効き方と電気代のレビューをアップしていきます。
まとめ
今回はアイリスオーヤマ オイルヒーター POH-505K をレビューしました。
暖める部屋の広さによってはとても効率の良い暖房器具であると思います。
参考になればうれしいです。
それでは
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